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(07.11.21)野外活動・秋季遠足

高尾山の思い出

image/071121-153839-makimono.jpg 紅葉がきれいな季節になりました。
先日、幼稚園の年長組みの子ども達と、東京の八王子にある、高尾山まで遠足に出かけました。前日までは、天気予報とにらめっこでしたが、日頃の行いが良かったのか、当日は、曇り時々晴れという天候でした。早朝より集合し、大型観光バスに乗り、いざ高尾山へ。バスの中では、レクレーションも盛り上がり、あっという間に高尾山のふもとに到着しました。
 高尾山には、天狗の伝説があり、子ども達も興味津々。「見事登りきり頂上に辿り着くことが出来れば巻物を貰うことが出来る」と話をすると、早く登って見つけようと、意気揚々として軽登山をスタートしました。途中まではリフトに乗りましたが、残りは、頂上まで自分達の足で、見事に登りきることが出来ました。頂上では思わずみんなで、登頂のバンザイ!小さな心と身体で達成した瞬間でした。
 登山中の山道には落ち葉や、どんぐりで一杯でしたが、その中に巻物のありかを示す暗号も落ちていて、ひとつ見つける度に子どもたちの興奮は高まり、登る事の苦労を忘れてしまうほどで、あっという間に山頂まで辿りついてしまいました。頂上で昼食をとり、いよいよ暗号の解読です。合計4枚あるはずの暗号が3枚しかなく、見つけることが出来ないのかと思いきや、指導者の靴の中から発見されるというハプニング?(意図的?)もありましたが、無事に暗号も解読することが出来、そこの場所に行ってみると、なんと天狗からの巻物が吊下がっていました。
 目的を果たした子ども達は、満足そうで、帰りも楽しく下山できました。途中、サル園があり立ち寄ってみると、多くの猿達がサル山に群がり、サルの生態を学ぶことも出来ました。最後は、日本一急な斜面を通っているといわれているケーブルカーに乗車。子ども達は窓から見える景色を楽しんでいました。帰りのバスの中でも、興奮がさめない様子で疲れる事を知らない子ども達。一日、本当によく頑張りました。
次の日は、幼稚園があったため、疲れが出てしまった子もいたかもしれませんが、親元を離れ、仲間と共に過ごすことの出来た貴重な体験は、これからの生活の中に、生きていくことでしょう。普段の体育クラブでは見ることが出来ない子どもたちの一面が見られた遠足となりました。次はスキー教室、サマースクールと野外活動の興味を更に広げていってくれることを期待しています。
 
 さて、まもなく冬になり、雪国からスキー教室の便りが届く頃です。今度は小学生のスキー教室が実施されます。季節に合わせた野外活動を満喫し、子ども達には、自然の中で生きる力を身に付けていってほしいものです。
 
 

登山開始!


みんな疲れた?


長い道のり


階段も頑張って!


どこまで登るの?


頂上で紙芝居


巻物はここだ!


巻物の中身は?


サル園にて


ケーブルカーに乗車


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