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(09.03.15)さくらの咲く頃

 日増しに春めいた陽気になってまいりました。
 所によっては、さくらの花も咲き始め、暖かい春の足音が聞こえてきます。
週末から、来週にかけて、各幼稚園では、卒園式が行なわれ、大勢の子ども達が通いなれた学び舎を飛び立ち、新しい環境へと巣立っていきます。
 当体育クラブについても、各幼稚園の各クラスにおいて、賞状授与式が執り行われ、それぞれの学年によって違う【がんばり賞】【努力賞】【修了証書】が授与され、小学生3年生は、幼稚園の年少組から6年間続けてきたクラブを旅立っていきます。
 
 小学生クラスでは、今年度も学習ファイルの活用により、自分の得意種目、不得意種目を明確にして、練習に励んでまいりましたが、50種目にそれぞれ振り分けられた得点10点を獲得し、見事、【ゴールドマン賞(450点以上)】を獲得したものが数名、【スーパーマン賞(400点以上)】を獲得したものが数十名と、昨年以上の成果を見せてくれました。
 
 年々子どもたちの体力低下が叫ばれている現在、当クラブのクラブ員達は、確実に運動能力を向上させ今年度もひとつの節目を迎えようとしています。
 健康に生きていくための土台は、なんといっても身体とその身体が及ぼす影響力・活動力、それが生きていくことの基を成すことは間違い有りません。
 昔より『健全な精神は、健全な肉体に宿る』といわれていますが、身体だけ強くすることがそうなることではなく、その鍛えていく過程が精神力によい影響力を及ぼします。そこが集団であれば、集団の学びあいとしての過程・結果として、よい社会性や人間性も身に付きます。
 人とのつきあい、ぶつかりあい、学びあいがあるからこそ自らを内観・反省することができ、自分の考え、意識を明確にしていくことができます。
 やがてその過程そのものが、『良識』という彼らの判断の基準になっていきます。そこに教育としての体育のねらいがあります。これからも子ども達を取り巻く環境を大切にしてあげ、来年度も更に充実と発展をしていきたいものです。



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