（09.04.13）新学期スタート

　桜の花も散り始め、初夏のような陽気が続いていますが、入園式や、入学式も終わり、いよいよ新学期がスタートしました。
　新しい環境の中で、早く生活に慣れ、自分らしさを発揮して、様々な活躍を見せて欲しいものです。
　また、体育クラブでも昨年同様に、新たなことに挑戦し、克服していくことのできる、心身ともに逞しい子ども達になって欲しいものです。

　さて、３月の下旬に実施された野外活動スキー教室では、今年も沢山の収穫がありました。
　幼稚園を卒園したばかりの卒園児スキー教室では、親元を離れ２泊３日の日程をこなし、逞しくなって帰宅した子どもたちの姿が見られました。
　夕方くらいから、家のことを思い出し、食事もあまり喉を通らない子や、夜になり寂しさのあまり、目から涙がこぼれてしまう子もいましたが、仲間達や先生と一緒に、楽しく活動していく中で、徐々に不安もなくなり、笑顔で帰ることが出来たようです。
　スキー場では、雪の感触を楽しみながら、スキー滑走や、ソリすべり、雪中運動会などを楽しみ、大いに活躍を見せてくれました。
　初めての２泊３日の集団生活を通して、仲間意識も深まり、自立心や自主性の高まりも感じられた今回のスキー教室となりました。この経験を、小学校生活に生かしていってくれることを期待しています。

　小学生のスキー教室では、遠足やサマースクールを経験してきた子ども達でもある為、野外活動に慣れてきている様子で、めいっぱいスキーを楽しんでいる様子が見られました。スキー場では、今までにスキー教室に参加して、スキー経験を積んできた子ども達が多く、初心者コースではあるものの、７、８回リフトに乗り、トレインになって滑走したり、様々なシュプールを描き、スキー滑走を満喫してきました。夜の活動も充分に楽しみ、２泊３日では物足りないというくらい、あっという間のスキー教室になったようです。毎回、新たな経験と、発見をして、野外活動への興味を更に深めていって欲しいものです。

　上級生のスキースクールでは、スノーボードチームや、スキー検定チームに分かれ、
今回もバッチテストに挑戦してきました。初めての挑戦となる３年生は、練習から緊張気味。昨年の検定で、見事にバッジを取得した上級生も進級できるか不安の中で検定は実施されました。初日、２日目の午前中にしっかりと練習が出来たため、ジュニア検定、一般検定を受検した子ども達は、見事全員がバッジを取得し進級をすることが出来ました。中には、飛び級をした子や、一般検定受検資格が得られる、ジュニア検定２級を取得した子、一般検定３級を取得した子もいました。年々、子どもたちの技術が磨かれ、上達が感じられます。スノーボードチームも年々腕を上げてきているため、次回は、スノーボード検定の実施も視野に入れています。
　
　春休み中に実施されたスキー教室では、久しぶりに集まった仲間達と、多くの感動や、喜び、発見や、経験が出来、子ども達にとっては、かけがいのない思い出となったことでしょう。毎回、野外活動を通じて、個性の伸長が見られる子ども達ではありますが、普段の生活から離れた時にどのような場面においても力が発揮できるような、逞しさを身に付け、これからも成長していって欲しいものです。
　今年度の野外活動でも、子ども達の活躍がとても楽しみです。様々な経験、体験を通して、成長を見せていってくれることでしょう。
　
　
　