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（10.09.30）夏期イベント・サマースクール

　９月も終わりに差し掛かり、ようやく秋の気配が感じられる気候となってきました。これからの季節、インフルエンザの流行なども考えられますので、日頃の体調管理には十分お気を付け下さい。
　
　さて、今年度も８月の後半に小学生、中学生を対象とした、サマースクールが全３コースに渡り実施されました。好奇心旺盛の子ども達にとっては、どのコースもこれまでにない新しい発見や感動、体験に溢れ、クラブの仲間や、久しぶりに顔をあわせる仲間達とそれぞれに思い出を作ってきました。

　１期目『アクティビティ群馬』は、水上エリアを活動拠点とし、谷川岳の麓に広がる大自然への奥地へと足を踏み入れ、アウトドアスポーツを満喫していきました。ウェットスーツにライフジャケット、ヘルメット等の完全装備で、自然を相手にキャニオニング・ラフティングに挑戦し、自然の力やその神秘に圧倒されながらも初めての体験に心を躍らせ、また一つ新たな可能性を広げてくれたことでしょう。
また、イニシアティブゲームやキャンプファイヤーなどを通して、互いの親睦を深めながら、協調性や連帯感を高めていくとともに、今年はたくみの里においてガラス細工にも挑戦し、真剣な眼差しでサマースクールの思い出となる作品づくりに取り組んでいました。

　２期目『アドベンチャー栃木』は、モンゴリアビレッジ・テンゲルで実施され、民族衣装を着たり、伝統民芸である馬頭琴の鑑賞やモンゴル相撲、ゲルでの宿泊など、遠い異国の地・モンゴルの生活様式を体験していくとともに、茶臼岳登山や吊り橋散策、大自然の中での様々なレクリエーション活動等を通して、改めて自然の雄大さや尊さを実感しました。
また、ナイトハイクやネイチャーゲーム、流しそうめんなどこれまでに経験したことのない活動に子ども達が生き生きと、目を輝かせながら取り組む姿が印象的で、きっとこの夏一番の思い出になったことでしょう。

　３期目『リバー栃木』は、那珂川の畔に位置するキャンプ場を舞台に、水遊びや野鳥観察などその広大な自然空間を生かしたダイナミックな活動を展開していきました。また、火おこし体験や野外炊飯、ネイチャーゲームなど原子的な活動を通して、子ども達が持つ本来の力を引き出しながら、都会では味わうことの出来ない貴重な経験をしていきました。

　今回のサマースクールは、普段の家庭生活や学校生活では、経験出来ないような様々な活動を通して、集団行動の中での基本的なルールやマナー、規律を改めて身に付けていくとともに、家庭を離れて自然を相手に自主性・自発性を発揮し、自分の可能性を広げていくことで逞しく成長した子ども達の姿を見ることが出来ました。今回のサマースクールでの思い出を胸に、次は雪国での活躍を期待したいものです。

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