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(11.09.05)サマースクールを終えて

 日差しも和らぎ、ようやくしのぎやすい季節となりました。
 子ども達は長かった夏休みを終えて、沢山の思い出と経験を胸に新学期をスタートしたようです。
 
 さて、今年度も8月の後半に小中学生を対象としたサマースクールが全3コースに渡り実施されました。好奇心旺盛の子ども達にとっては、どのコースもこれまでにない新しい発見や感動、体験に溢れ、クラブの仲間や、久しぶりに顔をあわせる仲間達とそれぞれにこの夏にしか味わえない最高の思い出を作ってきました。

 1期目『アクティビティ長野』は、志賀高原のシンボル・横手山の麓に位置したキャンプ地を活動拠点として、幾年ものいとなみによって創り出された大自然の中で、アウトドアスポーツやトレッキングを満喫しました!山の麓に位置したキャンプ地ということもあり、ポツポツと雨に降られることもありましたが、志賀高原の自然に触れながらペーパーグライダーや植物を使った遊びに夢中になり、草原を駆けていく子ども達の姿が印象的でした。また、クラフト製作や粘土を使ったペンダント作りなど様々な活動を通して、互いの親睦を深めながら、真剣な眼差しでサマースクールの思い出となる作品づくりに取り組んでいました。

 2期目『アドベンチャー群馬』は、水上エリアを活動拠点とし、谷川岳の麓に広がる大自然への奥地へと足を踏み入れ、アウトドアスポーツを満喫していくとともに、散策や大自然の中での様々なレクリエーション活動等を通して、改めて自然の雄大さや尊さを実感しました。
天候の心配される中での実施となりましたが、活動時間帯に大きく崩れることもなく、キャンプファイヤーやオリエンテーリング、火熾し体験、野外炊飯など原子的な活動を通して、子ども達が持つ本来の力を引き出しながら、都会では味わうことの出来ない貴重な経験をし、きっとこの夏一番の思い出になったことでしょう。

 3期目『リバー栃木』は、モンゴリアビレッジ・テンゲルで実施され、民族衣装を着たり、伝統民芸である馬頭琴の鑑賞やモンゴル相撲、ゲルでの宿泊など、遠い異国の地・モンゴルの生活様式を体験していくとともに、茶臼岳登山や吊り橋散策、大自然の中での様々なレクリエーション活動等を通して、改めて自然の雄大さや尊さを実感しました。
また、ナイトハイクやネイチャーゲーム、流しそうめんなどこれまでに経験したことのない活動に子ども達が生き生きと、目を輝かせながら取り組む姿が印象的でした。

 今回のサマースクールは、普段の家庭生活や学校生活では、経験出来ないような様々な活動を通して、集団行動の中での基本的なルールやマナー、規律を改めて身に付けていくとともに、家庭を離れて自然を相手に自主性・自発性を発揮し、自分の可能性を広げていくことで逞しく成長した子ども達の姿を見ることが出来ました。
今回のサマースクールでの思い出を胸に、次は雪国での活躍を期待したいものです。

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