トピックス

<< 「トピックス」の目次に戻る >>

(11.12.17)野外活動・秋季遠足を終えて

 今年もいよいよ押し迫り、本格的な寒気が到来しました。今朝は、各地でこの冬一番の寒さとなってるようです。また、この時期には感染症なども流行の兆しを見せているようですから、残りわずかとなった今学期、くれぐれも体調管理に気を付けてお過ごしください。

 さて、当社では今年度も11月の上旬〜下旬の秋の紅葉シーズンに合わせ、埼玉・千葉・神奈川・茨城、各方面のクラブ員を対象とした野外活動・秋季遠足を実施致しました。

 今回の遠足でも、「アスレチック・忍者修行コース」「登山・天狗伝説コース」の2つをメインテーマとし、紅葉色付く自然環境の中で、それぞれの学年に応じた活動内容を通して、野外での体験活動を満喫していきました。

image/111217-102805-20011-tengu.jpg

 「登山・天狗伝説コース」は、雄大な自然に囲まれながら、体育クラブで培ってきた体力を発揮しながら、自分たちの足で山頂を目指し、登山に挑戦していきました。
 慣れない山道や急勾配など自然が作り出した様々な難所に、思うように歩みが進まない場面もありましたが、誰一人諦めることなく、互いに声を掛け合いながら、自らの力で山頂に到着することが出来ました。また、山頂では山の主である天狗が登場し、登頂の達成感と相まって子ども達の興奮も最高潮に!登山の疲れも忘れ、目を輝かせながら天狗の一語一句に耳を傾ける姿が印象的でした。

image/111217-103743-ensoku-ninjya.jpg

 また、「アスレチック・忍者修行コース」では、普段の体育クラブでの力を十分に発揮しながら、自然溢れる広大なアスレチックコースの中で、力強く壁をよじ登ったり、バランス良く吊り丸太を渡ったり、リズム良く池の浮き島を踏み越えていったり...等々、意欲的に挑戦していく子ども達の姿を見ることが出来ました。
 また、突如目の前に現れた忍者に期待感を高めながら、暗号探しとその解読を目標にチーム一丸となって取り組んでいくことで、仲間との連帯感を深められたことと思います。それ以外にも宝探しや味覚狩りなど盛り沢山の一日を終えて、子ども達の胸はたくさんの思い出で一杯になったことでしょう。

 なお、一部コースでは、あいにくの天候となってしまい、アスレチックから科学館へと場所を移しての実施となりましたが、子ども達の好奇心をくすぐる様々な展示物に目を輝かせながら館内を所狭しと見て回る姿が印象的でした。
また、館内で投影されているプラネタリウムも観覧し、暗闇の中、光り輝く星々を見上げながら、天文学への知識を深めていきました。

 今回の遠足では、実施されたコースや場所によって内容の違いはあるものの、それぞれのテーマに沿った目標を設定していき、その目標に向かって身体と頭を目一杯に使いながら、周囲の仲間と協力して取り組んでいくことが出来たのではないかと思います。 また、その過程を通して「家庭から離れた集団行動の中で、自分の力を存分に発揮し、自信に繋げていく」ことの出来た野外活動になったことと思います。
この経験をクラブでの活動や日々の生活の中に活かしていくことで、今回の野外活動が今後の成長に繋がる一歩になることを願い、これからの活躍に期待したいと思います。
 
 また、遠足の実施にあたっては、保護者の方々に早朝より心のこもったお弁当の準備や子ども達の送迎など、ご苦労様でした。子ども達は、野外活動でしか味わえない感情や経験を通して、また一つ心と身体の成長があったことと存じます。
 今後も様々な事柄に対する「興味・関心・意欲」を高め、自ら積極的に「体験・経験」していく中で、さらに逞しく成長していってくれるよう私たちも指導に励みたいと思います。

<< 「トピックス」の目次に戻る >>