事業内容

■サマースクール

有意義だから……どの子もいかせたい!

野外活動事業部「自然の中にいると何故か分からないけどいい感じ」それは、個人の生育歴史の中で、そのように感じられる経験があったからに他なりません。子どもたちは、自然に存在するものに対しては、何の抵抗もなく興味を持ちます。その直に触れた感覚が彼らの感動となって脳裏に刻まれていき、種々雑多な生命に触れる体験は、聴学問とは異なり、実用的な知恵として彼らの中に根ざしていきます。

《人は失敗するからこそ学べる》

スクールは、うまくいったり、いかなかったり、転んだり、擦りむいたり、そこで生活するのだから起こりうることは、全て包含されています。それらの全てを奪ってしまっては、生きていく能力は培われません。失敗することなしに、成功経験だけで人は、まともに育つことは有り得ません。少々の失敗があってこそ成長できますが、それを恐れ、身辺から奪ってしまっては、育つ芽は摘まれてしまいます。料理したことがない、包丁を使ったことがない、うまくいくかどうか心配……。それでいいんじゃないでしょうか。何でもかんでもうまく行くわけがありません。何でかんでもうまくやらせようとするのではなく、要は「料理やバーベキューをギャーギャー言いながらやることが楽しみのひとつ」ということです。

サマースクールの一コマ